くらし情報『ぼったくりをする居酒屋は合法なの…?ぼったくり被害に遭わな』

ぼったくりをする居酒屋は合法なの…?ぼったくり被害に遭わな

すぐに警察に相談し、被害届を出すのも証拠確保につながります。また、上記は、民事上の不法行為責任が成立しえます。従業員が詐欺や恐喝をすれば、使用者責任といって、営業者にも損害賠償請求が視野に入ります。

■ぼったくり被害に遭いそうになったら警察を呼ぶべきか?

では、ぼったくり被害に遭いそうになったら、警察を呼ぶべきなのでしょうか?警察は、通常、犯罪性があると判断しなければ介入してくれません。

ぼったくり居酒屋の業務内容自体は、迷惑防止条例や詐欺罪に該当するように思えますが、立証が難しいため警察側は当事者間の料金トラブルとして処理することが予想されます。

しかし、警察を呼ぶ行為自体に、まったく効果がないわけではありません。

支払いを拒んだ結果、乱暴なやり方で支払いに応じさせようとした場合は『脅迫罪』または『恐喝罪』、外に出られなくした場合は『監禁罪』に該当するからです。

これらの罪に該当する場合は、警察も事件として取り扱ってくれるので、トラブルになったタイミングで携帯電話やボイスレコーダーを介して相手の発言を録音しましょう。


齋藤先生)録音は、スマホでも簡単にできますし、ほかにも、請求書などを出してもらうのもひとつの自衛手段でしょう。

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