2019年1月28日 22:28
年収の計算方法をご紹介。いつからいつまで?交通費は含む?
婚活で大切なのは「総額の手取り額」
さらに、年収計算の意外なポイントについてお伝えします。例えば年収1000万円と聞いたら、大抵の人は「年収が高い」と捉えるでしょう。しかし先ほどお伝えした通り、これは基本的に額面なので、納税額などを差し引く必要があります。実際に手元に残るのは手取り額のほうです。
そして年収1000万円の場合、所得税・住民税・社会保険料が約300万円かかり、手元に残るのは大体700万円になります。仮に2割が賞与と仮定すると、給料は560万円、毎月の給料は約47万円です。高いといえば高いですが……そこまで高いと思える額でしょうか。
保険料控除や自社株積立などもあれば、尚更です。
外部に伝える分にはともかく、結婚して同居生活をおくる訳ですから、婚活女性が気にすべきは手取り額のほうといえます。他の収入もあるなら、総額の手取り額を気にしましょう。
年収からどれだけ貯金に回しているかが重要!
また「年収が高い=貯金が多い」とも限らない点には注意が必要です。事実、知るぽると(金融広報中央委員会)の平成29年「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯)」によると、年収1000万円の方の約45%が無貯金、約70%の方が貯金300万円以下でした。