80,100円+(1,000,000-267,000)×1%=87,430円
計算の結果、100万円の医療費を負担する必要はなく、87,430円の負担で済むことになるといった見方になります。
なお、上記イメージ図は、健康保険に加入している方が対象となっており、国民健康保険など、他の公的医療保険に加入している方の場合は、別途、高額療養費制度の区分確認をする必要がある点に注意が必要です。
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【健康保険のポイント②】傷病手当金とは
傷病手当金とは、健康保険の被保険者が病気やケガのために会社などを休み、勤務先から十分な報酬が受けられない場合に支給されるお金のことを言い、休業中に被保険者や家族の生活を保障するために設けられた制度です。なお、傷病手当金の支給要件は、以下4つの条件をすべて満たしている必要があります。
業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
傷病手当金の支給要件の1つ目として、業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であることが挙げられ、具体的には、実際に仕事に就くことができないことについての証明(医師の診断書など)が必要になります。