自己破産したらその後どうなる?生活面でのリスクをFPが解説します
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「自己破産をすると、生活をしていくことができない」と、何となく思っている人も多いのではないでしょうか?
確かに自己破産をすると、財産は没収され、生活は変化せざるを得ません。
しかし自己破産をしても生活を維持していくことができるようになっていますし、大抵の仕事はそのまま続けていくことができます。
自己破産をした後は、生活にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?
自己破産をするとどうなる?
自己破産とは、「財産を換金して債権者に分配する」「借金を免責する(チャラにする)」という2つの手続きです。
自己破産をすると保有している財産が没収されますが、没収される財産にはどのようなものがあるのでしょうか?
また、財産が没収されること以外にも自己破産をするといくつかデメリットがありますので、この点についても解説していきたいと思います。
20万円超の財産は差し押さえられる
自己破産をすると20万円超の財産は差し押さえられてしまいます。
預貯金などの金融資産、住宅、自動車など、20万円を超える財産は没収され債権者に配当されるので、自分の持ち家に住んでいる人は住んでいる家から出て行かなければなりませんし、自動車も失ってしまうことになり、これまでのマイホームとマイカーのある生活を維持していくことは困難になります。