3倍返しにならないために。失業保険の不正受給になるケースをFPが解説
また、判断に悩む場合は必ずハローワークに相談しましょう。
不正受給の主な動機
不正受給をしてしまった方の動機として、よくあるものは以下のものがあります。これらは全て不正受給に該当します。
- 離職後に自営業を始めたが開業届も未提出だからバレないと思った
- 超短期のアルバイトで給与手渡しの為バレないと思った
- 知り合いの仕事を少し手伝った際の謝礼程度は不正にならないと思った
- 知人を手伝っただけで交通費しか受け取っていないから良いと思った
- 居住地ではない他県での短期アルバイトだからバレないと思った
不正受給の事例
具体的な不正受給の事例として、よくあるものを以下に紹介します。「こんなことも不正受給にあたるのか」と感じるような事例も中にはあるかもしれませんが、万が一不正受給をしてしまうと認識の甘さでは済まされませんのでお気を付けください。
- 退職後に再就職するつもりがないにも関わらず、求職活動を行ったようにみせかけ基本手当を満額受給する
- アルバイト等賃金の発生する行為をしたにも関わらず、失業認定申告書に記載しなかった
- 前職の離職後、自営業など会社員以外の働き方を始めたにもかかわらず偽りの申請をした
- そもそも求職活動を行っていないのに「失業認定申告書」