くらし情報『3倍返しにならないために。失業保険の不正受給になるケースをFPが解説』

2019年12月4日 14:00

3倍返しにならないために。失業保険の不正受給になるケースをFPが解説

不正受給は雇用保険法で厳しく罰せられます。

これらの中でも特に悪質な場合は、詐欺罪として刑事告訴され処罰を受けることもあります。不正受給がばれた場合のペナルティについては以下の項目で詳しく紹介します。

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該当した場合のペナルティ
不正受給が発覚した場合、その日以降の基本手当は打ち切りとなります。さらに、これまで受け取った給付金の全額返還を命じられます。この返還命令の金額とは別に、ペナルティとして「不正受給の額の約2倍の額以下の金額」を納めなければなりません。これを、いわゆる「3倍返し」と呼び、不正受給がいかに厳罰に処されるかおわかりいただけるかと思います。

さらに、納付命令分の全額及び不正受給した金額の返還が全て終わるまでの間、年に5%の延滞金が発生します。
また、命令に従わず放置していると財産の差し押さえもあります。

これまでの受給分を全額返還+不正受給額の約2倍以下のペナルティ納付=3倍返し

不正は必ず発覚する
ハローワークでは、このような不正が行われないように、様々な調べ方を用いて徹底して不正を取り締まっています。不正受給を見逃してしまうことは、正しく受給している方たちとの不均等を生むことにもなります。

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