社会保険と国民健康保険の違いは何?仕組み・加入条件などをFPがわかりやすく解説
があります。
保険料
社保
協会けんぽ
協会けんぽの保険料は毎年改定され、都道府県によって異なります。2019年度現在の保険料率は、収入に対して10%程度です。
都道府県によって保険料が異なるのは、地域によって収入水準や年齢にばらつきがあるからです。収入が低い都道府県は保険料の確保のために、年齢が高い都道府県は負担する医療費の確保のために、保険料率が高く設定されています。
健保組合
健保組合では、協会けんぽより保険料が安いことが多いです。通常は保険料を企業と従業員で2分の1ずつ負担しますが、企業がより多くの割合を負担してくれる組合もあります。協会けんぽ・健保組合とも、法律上の保険料の上限は13%です。
国保
市町村国保
市町村国保では、保険料は自治体によって違います。収入が上がるほど保険料は高くなり、2019年度の保険料上限は96万円(1カ月あたり8万円)です。
- 所得に応じてかかる、所得割額
- 世帯の加入者の人数に応じてかかる、均等割額
- 1世帯ごとにかかる、平等割額
- 加入者の固定資産に応じてかかる、資産割額
これら4項目を組み合わせて計算します。算式や保険料率は市町村によって異なり、資産割や平等割を使っていない市町村もあります。