社会保険と国民健康保険の違いは何?仕組み・加入条件などをFPがわかりやすく解説
10~20年以上勤務し、年金を受け取っているなど、条件を満たした高齢者が特例退職被保険者になれます。
国保には任意継続の制度はありません。
社保と国保の仕組み
健康保険は、原則として事業所単位で加入します。
- 法人(株式会社、合同会社…)
- 個人事業のうち、5人以上が勤める一定の事業
これらの事業主は、健康保険に加入しなければいけません。書類を届け出て全国健康保険協会の適用事業所になり、保険料を納めます。700人以上の従業員がいる場合は、認可を受けて健康保険組合を設立することもできます。
健康保険(協会けんぽ・健保組合)、国保組合、どちらの医療保険も対象にもならない人は、市町村国保の対象になります。
社保と国保の加入条件
日本は”国民皆保険”になっており、すべての人が何かしらの医療保険に加入しなければいけません。
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勤務先は?
勤務先が①②の健康保険の対象になっているのなら、フルタイムで勤務する場合は、健康保険の加入対象になります。
おおむね週30時間以上働いている場合や、大企業・一部の中小企業で週20時間以上働いている場合は、短時間勤務でも健康保険の加入対象になります。