社会保険と国民健康保険の違いは何?仕組み・加入条件などをFPがわかりやすく解説
会社員は必ず社保?
株式会社などの法人に勤めている人は基本的に社保(健康保険)が適用されますが、例外もあります。法人であっても、国保組合が適用されている事業所もあります。公務員や独立行政法人の職員など、共済組合の被保険者になる場合もあります。
国保でも、保険料を比較する
市町村国保では収入が高くなると保険料が上がる一方で、国保組合では保険料を一律としているところも多いです。
フリーランスで仕事をしている場合など、自分が入ることができる国保組合がないか調べて、市町村国保との保険料を比較してみましょう。
無業なら市町村国保
仕事がない人は、家族の健康保険の被扶養者になるか、家族の国民健康保険組合にともに加入するかを検討します。そうでなければ市町村国保に加入しましょう。
75歳になったら後期高齢者
どの医療保険に加入していても、あるいは被扶養者になっていても、75歳の誕生日を迎えると脱退します。
脱退後は、市町村が行う「後期高齢者医療制度」に加入します。
生活保護受給者は国保の対象外
生活保護(医療扶助)を受ける場合は、国保や後期高齢者医療制度には加入しません。いっぽう、生活保護を受けていても、社保(健康保険)