2020年1月26日 14:00
老後の暮らしが苦しい…生活保護を受ける条件&高齢者のお金の実態をFPが解説
もちろん価格にもよりますし、車が無ければ、特別に困難な事由等あれば認められる事もあります。
また預貯金など、多くの資産を保有している場合は認められません。この場合市区町村によって最低生活費という金額が設定されています。この生活費を賄う為の水準に達しているかいないか等が調査されますので、隠す事など無いようにしておいて下さい。
高齢者の生活保護受給率は?
生活保護は高齢者だけに限った保障ではありません。中には病気などで、仕事をする事が困難な方や母子家庭等も該当します。しかし高齢者での受給割合は全体の半数を超えており、年々増加の傾向にあるようです。
年金だけでは生活できず、また病気、ケガが原因で働きたくても働けない等の状況があるからです。
もちろん年金と言っても、生活できる水準以下の年金額では生活を維持する事が困難な為、受給世帯が増加しているものと思われます。
先々生活保護受給が増えるかもしれない理由について
ここからは私の私見を述べますので、参考にして頂ければと思います。私の考えではこれから先々生活保護を受ける割合は増えるのではないかと予想しています。
理由として、現在国民年金の免除者や未納者が増加している事が一つの要因ではないかと思っています。