2020年2月27日 14:00
源泉徴収でわかる手取り年収!見方と計算方法をFPがわかりやすく解説
ぜひ一度、年末ごろにもらったであろう自分の源泉徴収票を確認してみましょう。
総額の金額である「年収」を使うことが多い?
自分が気にするのは手取り年収であることが多いですが、就活や婚活などで「他人に伝える時」には、総額の金額である「(額面)年収」を使うのが基本です。なぜなら、手取り収入は当人や勤め先の事情で変わってきますからね。
それに、手取り年収は額面年収より少なくなりますから、自分の年収を大きく見せる効果もあります。どちらを使えばいいか迷った時には、基本的に「(額面)年収」を使っていきましょう。
源泉徴収票に書かれている内容と見方!
次は、源泉徴収票に書かれている内容と見方についてお伝えします。源泉徴収票は細かく色んな情報が載っていますが、基本的な「見るべきポイント」は以下の4ヶ所です。
- 支払金額:この数字が(額面)年収
- 給与所得控除後の金額:この数字が給与所得
- 源泉徴収税額:所得税の確定額。源泉徴収された額との差額が還付される。
- 社会保険料等の金額:健康保険料や厚生年金保険料などの本人負担分の総額
「給与所得控除後の金額」とは、年収から給与所得控除というものを差し引いた後の金額です。