2020年3月1日 14:00
離婚にまつわるお金事情とは?もらえるお金&かかるお金をFPがわかりやすく解説
手続きが遅れると手当の支給開始も遅れてしまい、その分もらえるお金が少なくなってしまいます。
養育費は保証制度も活用
離婚後の養育費の支払いを確保するために、最近注目されているのが養育費保証制度です。これは、取り決めした養育費が支払われなかった場合に保証会社が立て替えてくれるというもので、相手への督促や差押え手続きも保証会社の方に任せられます。
養育費保証を利用するには保証料が必要になりますが、養育費保証の保証料について補助金が出る自治体もあります(2020年2月現在、兵庫県明石市、大阪府大阪市、滋賀県湖南市。東京都及び大阪府全域でも開始予定)。
離婚でかかる費用を抑えるには?
離婚でお金がかかるのは、住居費や専門家の費用がメインになります。
住居費は公営住宅や家賃補助を活用して節約
住居費を抑えるためには、市営住宅や県営住宅などの公営住宅を利用するのがおすすめです。また、ひとり親家庭向けの家賃補助や住宅手当がある地域もあるので、こうした制度が利用できる地域に住む方法もあります。
弁護士費用が不安な場合には?
離婚について相手と争っているけれど弁護士を付けるお金がない場合、自分で離婚調停を申し立てれば費用をほとんどかけることなく、家庭裁判所で解決できます。