2020年4月25日 20:00
個人事業主が知っておきたい節税のコツまとめ!税金対策のポイントをFPが徹底解説
かといって、売上を減らしてしまっては本末転倒なので、売上ではなくそこから差し引くことができる経費に着目します。
個人事業主でも事業のために支出した費用については、経費として計上して売上から控除することが可能です。ただ、個人事業主の方の中には本来経費になるのに、経費として計上できていないケースがあります。
ここでは、具体的なケースで解説して見たいと思います。
賃貸経営のよくある経費漏れ
個人事業主の中でもアパートやマンションなどの賃貸経営をしている方は、経費漏れが多い傾向がありますので注意が必要です。
例えば、エアコン、給湯器、システムキッチンなどの設備の修繕や交換費用については比較的漏れがないのですが、次の経費については忘れてしまう傾向があるので注意が必要です。
- 交通費(物件や不動産会社までの)
- 通信費(賃借人や不動産会社との通話)
- 税金(固定資産税など)
- 損害保険料
- 管理料
これらの経費については、意外と漏れている人がいます。特に交通費については、電車代だけでなく、車を使った場合であればガソリン代や高速代、駐車代なども対象になるため、1年を通して細かく計上すればそれなりの金額になるはずです。