2020年4月25日 20:00
個人事業主が知っておきたい節税のコツまとめ!税金対策のポイントをFPが徹底解説
- 青色申告(簡易簿記の場合):10万円控除
- 青色申告(現金主義の場合):10万円控除
- 青色申告(複式簿記のみ):55万円控除
- 青色申告(複式簿記かついずれかの条件を満たす場合):65万円控除
なお、賃貸経営者でも青色申告は使えますが、事業的規模に満たない場合については10万円控除が限界です。5棟か10室のいずれか以上の規模になれば、最大で65万円の控除を受けることが可能です。
青色申告のその他のメリット
青色申告は特別控除のほかに純損失の繰り越し控除という特典も受けられます。純損失の繰り越し控除とは、事業の赤字を翌年以降3年にわたって繰り越せるという制度で、大きな赤字が出た場合に翌年以降の所得税や住民税の負担を軽減できる制度です。
現在白色申告を利用している個人事業主の方は、すぐにでも青色申告にすることをおすすめします。
その他のおすすめの節税方法
個人事業主の節税方法としては経費の計上と青色申告の2本柱が王道ですが、それ以外にもあえて挙げると、次のような控除制度もフル活用することでさらに節税することができます。
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医療費控除
個人の1年間でかかった医療費は、下記の計算式によって算出した金額について上限200万円の範囲で医療費控除が受けられます。