2020年7月2日 14:00
株主になると配当金はいつ・いくらもらえる?株式投資の配当金の仕組みを専門家が解説
実際にこの新型コロナウイルス拡大の影響により、株式会社SUBARUは直近の配当予想144円を年間100円に減配し、配当利回りは大きく下がりました。このように業績によって減配(配当金を下げること)もあり得ることは頭に入れておきましょう。成長株かつ高利回り銘柄は少ない
配当金は基本的に企業が稼いだ利益が原資ですが、成長企業の場合、一般的に稼いだ利益を配当に回さずに、有望な事業へ投資することによって、さらなる成長を目指します。つまり、配当金が高く、高利回りの銘柄は、成長機会のある投資先が少ないと見ることもできます。
良くいえば安定しているのかもしれませんが、高利回り銘柄は成長余力が少ない可能性が高いという見方もできるのです。
株価の見通しも必ずチェック
高配当は確かに魅力的に映るかもしれません。しかし、高くても配当利回りは6%前後でしょう。一方で、株価は安定的な動きをする銘柄でも年間6%以上は上下することが多いです。
「配当金がたくさん入るから」という理由で買った後ほったらかしにしていたら、いつの間にか株価がどんどん下がって資産が減ってしまった・・・となりかねません。必ず株価の見通しは買う前・買った後にチェックしておきましょう。