2016年8月12日 12:06
イクメングランプリ受賞者が語る、“仕事と家庭”とは
平日なんて僕はいないも同然ですから。
−−子どもに対して「母親には敵わない」と感じることはありますか?
綱島:
どんなに頑張っても父親としての僕は、母親としての奥さんに敵いません。子どもって、なんだかんだで『お母さんが一番!』なところがありますし。どう気合を入れても、僕はおっぱい出ないですしね(笑)。そして何より、うちの奥さん、策士なんです。
−−奥さんが策士とは、どういうことですか?
綱島:
幸せなことに、うちの2歳の息子は僕のことが大好きです。休日になると僕にべったりくっつき、そして何でも真似をしようとします。で、僕がちょっとしたことをしただけで「うわー、すごい!かっこいい!!」と連呼します(笑)。
息子にとっての僕はまるでスーパーヒーローです。
そんな息子はここ数ヶ月でだいぶおしゃべりが上手になってきたので、ある日ふと聞いてみたんです。「おとうさん、そんなにかっこいい?」。それを聞いて、息子が言うんです。「おかあさんがいつもいってるよ。おとうさんはすごいんだって。おかあさんができないことでもぜんぶおとうさんはできるんだよって」
−−確かに策士ですね(笑)
綱島:
僕がいなくても、ことあるごとに奥さんは僕のことを息子に伝えてくれていたんです。