子育てに対して、「手伝う」と表現した夫が責められたり、そもそも何にも関わろうとしなかったり。「イクメン」という言葉はあるものの、実際のところ男性は子育てを「している人」「していない人」に大きく分かれるのが現実でしょう。
しかし、子育てに参加できていない男性は、ただ「当事者意識がない」だけなのでしょうか。女性と男性とで、育児情報に触れる機会は同じだと思いますか?
1. 女性と男性とで出産・育児に関する情報には格差がある?
妊娠後、女性は定期的な健診をはじめ、自治体や病院主催のマタニティ教室など、出産や育児に関する情報に触れ、経験値を積んでいきます。
プレママ向けの雑誌も発売されていますし、妊婦向けのサイトも用意されています。
一方、男性向けの妊娠・育児関係の情報源は、あまり用意されていません。もともと興味がある、妻に促されたなどの場合には、一緒に健診に訪れてみたり夫婦向けのマタニティ教室に参加することはあるでしょう。しかし、プレパパ用の情報源は女性向けのものよりも乏しいですよね。
「やる気があるなら自分で調べればいいじゃん」と文句のひとつも言いたくなる気持ちはわからなくもないです。