もし1年をまたずに仕事に復帰する場合は、育児休業給付金は支払われません。
ただし、いろいろな条件が整えば、この給付期間を延長することも可能です。延長されるケースには、次のようなものがあります。例えば、保育園に入園希望を出しているにもかかわらず、入園を保留にされ待機児童となったケース。この場合はやむを得ず、仕事に復帰にできないケースであるとして、延長が認められます。また、家計の頼りとしている配偶者が死亡したり病気になったりして、収入を得られなくなり、子どもの養育が難しくなったケースも、同じく延長されます。最大で2歳まで延長可能なので、上記のような事情がある場合は、ハローワークに問い合わせてみるとよいでしょう。
まとめ
育児休業給付金とは、出産と育児のために休業せざるを得なくなり勤務先からの収入がなくなったとき、その一部が支払われるものです。
申請書類は基本的に会社が揃えてくれます。雇用保険の証明書や、受給資格確認票、賃金台帳などのほか、母子健康手帳や通帳の写しなども必要になりますのできちんと準備して、間違いなく受給できるように努めてください。
参考:
「Q&A〜育児休業給付〜」