育児休業給付金の支給日が知りたい! 算出方法を徹底解説
5. 支給される金額はいくらになるのか?
支給される育児休業給付金の金額は、給料の額と休業からの日数に応じて変動します。支給金額を算出するための計算式は次の通りです。
- 育児休業の開始日から6ヶ月以内
「休業開始時賃金日額 × 支給日数」の67%
- 育児休業の開始日から6ヶ月経過後
「休業開始時賃金日額 × 支給日数」の50%
具体的な例を挙げますと、例えば月給が18万円の場合、育休スタートから6ヶ月間は、180,000円×0.67=120,600円の支給額となります。6ヶ月経つと、180,000円×0.5=90,000円になります。
育休期間が1年とすると、はじめの半年は、月給の3分の2ほどをもらえて、のちの半年は月給の半額をもらえるということです。
育休が始まって、半年ほど経つと、少しずつ職場復帰に向けて勤務日を増やす人も多いです。そのようなときは、月給の半額を給付金で支給してもらいつつ、受給資格を剥奪されない程度に勤務して収入を得るという方法もあるでしょう。
まとめ
育児休業給付金は、出産・育児のために仕事を休まざるを得ず、収入減となる家庭をサポートするために給料の一部が支払われる制度です。