くらし情報『晩婚化時代の高齢出産! 35歳からの妊娠・出産のリアルとは?』

2018年10月15日 20:30

晩婚化時代の高齢出産! 35歳からの妊娠・出産のリアルとは?

体力の低下
妊娠中は母体の免疫が下がりやすく、あらゆる感染症のリスクが高まります。高齢出産とされる35歳以上では、20代の頃と比較して体力が低下するのは言うまでなく、さらに注意が必要です。
風疹や猫のフンや生肉が原因とれされるトキソプラズマ症などは、妊娠中に感染してしまうと胎児へ影響をあたえる可能性があります。
外出する時はマスクをする、生ものを食べないようにする、ペットを飼っている方はフンや唾液に触れた後は手を洗うなど、感染症の予防を徹底しましょう。

高齢出産の自然妊娠と不妊治療

高齢出産は自然妊娠の確率が下がり、不妊治療を取り入れる方が多い傾向にあります。実際にどれくらい自然妊娠率が低下するのか、また不妊治療を取り入れるタイミングや費用について見ていきましょう。

35歳以上の自然妊娠の確率と条件
自然妊娠の確率は34歳までが33%、35歳から低下して40歳では3%以下になります。

さらに、自然妊娠のは下記の条件が揃っていてはじめて望めることなので、年齢的な確率だけでなくなかなか妊娠にいたらない場合は、パートナーと一緒に一度検査することをおすすめします。


自然妊娠の条件は、
排卵が確実にある
左右の卵管が正常
子宮に黄体機能不全・低下症、着床障害などがない
抗精子抗体がない
精子が正常
『なぜ妊娠できない?自然妊娠を目指す』茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院より引用

不妊治療に踏み切る時期
通常の夫婦生活を送っている場合、およそ結婚して半年で7割、1年で9割、2年で10割が妊娠するといわれているので、自然妊娠を望む場合、1年が目処となるでしょう。

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