介護用の手すりがあるだけで助かる! どこに設置するのがおすすめ?
水に濡れても大丈夫な材質で、掴みやすい太さの手すりを選びましょう。
洗面所・脱衣室
洗面所は、顔を洗う、歯を磨くなど頭を少し傾ける姿勢をとるため、転びやすい場所です。また、朝寝ぼけていたり、お風呂上がりに少しふらついていたりする場合もあります。そのため、行動パターンをシミュレーションして、少し多めに手すりを付けましょう。
洗面所の周りのドアのそばに加え、広さがあればもう1ヶ所にも付けるのがおすすめです。
廊下
廊下は夜中にトイレに行くときなど転んでしまうことがあるので、手すりを付けておくと安心です。つたい歩きができる高さに設置しましょう。
階段
階段は転落事故が多く発生する場所です。
できれば2階を使わないようにしたいものですが、どうしても階段を使わなくてはいけない場合もあります。
階段の手すりは階段の長さより少しだけ水平方向に長く作りましょう。落ちそうになったときに掴みやすい太さにすることがポイントです。つなぎ目がないようにつなぐところは下部にして、途中で手を離さないでも良いようなデザインにしてください。
玄関
履物を履くときや履物を脱いで立ち上がるときなどに、体のバランスが崩れやすいので、手すりが必要です。