介護用の手すりがあるだけで助かる! どこに設置するのがおすすめ?
段差が大きい場合と小さい場合で必要な場所が変わります。
屋外
駐車場に行く通路や段差のある門扉、庭へ続く縁側など、転びやすいところはないかチェックをして手すりを設置しましょう。
工事不要の簡易手すり
手すりの中には通信販売や店頭で購入できる、簡易手すりもあります。階段の手すりなどは工事で取り付ける必要がありますが、玄関で立ち上がる場合やこたつに入った状態で立ち上がる場合などには、簡易手すりの方が便利です。
手すりの種類
簡単に取り付けられるタイプ、置いておくだけで立ち上がるときにサポートしてくれるタイプ、玄関などに置ける木製で腰掛けられるタイプなどいろいろあります。
特に、布団の横に置くタイプの手すりがおすすめです。立ち上がりが大変で布団からベッドにしている高齢者の方も多いですが、手すりがあれば布団でも楽に立ち上がれます。また、寝返りをしたいときに、手すりを掴めば、寝返りも簡単です。
JIS規格の手すりを選ぼう
手すりを設置するときは注意が必要です。若くて健康な人であれば問題にならないことでも、介護が必要な人は手すりにはさまれて動けなくなる場合があります。
消費者庁に、介護ベッド用手すりが原因で起きた事故が、数多く報告されています。