介護用の手すりがあるだけで助かる! どこに設置するのがおすすめ?
介護ベッド用手すりが原因の事故は、7年間で67件、そのうち半数以上が死亡事故です。例えば2014年には、80歳代の人が手すりとベッドの間に頭をはさまれ死亡したという事故が起きました。
死亡しない場合でも、腕や足を骨折してしまうという重傷事故が多くみられます。
2009年に改正された新JIS規格のマークがついた、介護用製品を利用することをおすすめします。レンタルの場合、古い様式のものがあるかもしれません。レンタル契約をするときにきちんと業者に確認してください。JIS規格に適合していても、装着したときに隙間や安定性などを確認しましょう。
手すりのレンタルは介護保険で1割負担
65歳以上で要介護、要支援の認定を受けた人であれば、手すりをレンタルできます。
「介護支援専門員(ケアマネジャー)が必要と判断した」などの条件をクリアすれば、レンタル費用は1割だけが本人負担です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>介護用品・福祉用具のレンタルにおすすめなサービス・業者5選
設置工事が必要な手すり
使うときに使いたい場所に設置できる簡易手すりに対して、工事で取り付けなければいけない手すりもあります。