くらし情報『4人に1人が引越しや転勤に伴う保活を経験 「保活の大変さは待機児童問題だけじゃない 経験者が語る、子育てしやすい社会のために変えるべきこと」のインタビューを公開』

2024年3月13日 10:00

4人に1人が引越しや転勤に伴う保活を経験 「保活の大変さは待機児童問題だけじゃない 経験者が語る、子育てしやすい社会のために変えるべきこと」のインタビューを公開

一方で、待機児童の解消は重要ではあるものの、それだけでは保活自体の負担が軽減されたとは言い切れないでしょう。保活を始める子育て世帯は、入所申込が開始する前から自治体とのやり取りや園との調整のために膨大な時間と労力が必要となります。入所申込のDX化も未だ道半ばです。それに加えて、引越しや転勤の必要性があった場合、引越し先での保育園を探すためにイレギュラーな対応が求められます。2024年2月に実施した保護者175名を対象にしたアンケートでは、25.1%が「引越しや転勤に伴う保活を経験したことがある」と回答。そのうち86.4%は「とても大変だった」もしくは「少し大変だった」と回答しています(※3)。苦労した点として以下が挙げられています。

・子育てしながらの引越し作業(86.4%)
・各自治体への電話・訪問でのやり取り(68.2%)
・保育園への問い合わせ作業(59.1%)
・希望の保育園に入れなかった(43.2%)

また上記のアンケートでは15.9%が「自分が退職する必要があった」と回答しています。
共働き家庭が7割を超えた今、ライフスタイルの異なる時代背景をベースに成立していた企業の転勤制度も再考が必要と思われます。

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