いつか、わたしの忘れ形見となる、大切なもの。【my lovely simple life in London vol.7】
と言えたものだ。
ミキモトの真珠も、実直なイギリス人の対応に慣れているかもしれないから大丈夫だろうという考えに後押しされて「予算はこれだけで、真珠のピアスが欲しい。これは、亡くした犬と馬の思い出だから」とはっきりと言う事ができて手に入れる事ができたものだ。
イギリスは、正直であること、素直であること、身の丈である事を許してくれる懐の深さがあると思う。そしてそこには、長年培われてきた職人の技だけではなく、それを扱う人の、出来上がったものに対する愛情と誇りがあった。
多分娘にこの3つの物がわたるのにはもう少し時間がかかると思うけれど、こういう物がゆっくりとじっくりと一つずつ増えていったらいいなあと思う、そんな微妙なお年頃な私です。
yukari sweeney
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