へその緒、制服、ウェディングドレス…。捨てにくい「思い出の品」を断捨離する方法
そして気が付くと、10年、20年、30年と長いスパンで持ち続けてしまうケースが目立ちます。
中山さんは、制服について「この先、絶対に使わないので処分を!」と断言しています。
確かに、卒業した学校の制服は、この先、永遠に着る機会などありません。
思い出が絡む品は「なんとなく取っておこう」と判断を曖昧にしてしまいがちですが、現実的な観点でしっかりものを見つめ、不要なものはキッパリ処分していくことが大事です。
■ 「へその緒」や「ウェディングドレス」はどうすればいい?
リッツ / PIXTA(ピクスタ)
子どもの大切な誕生の思い出の品のひとつである「へその緒」。
「へその緒が不要品の対象になるなんて!?」と驚く人もいるかもしれませんが、「へその緒を捨ててはいけない」という先入観にむやみに縛られることはありません。
中山さんの元に寄せられた相談には、「へその緒を子どもが結婚するときに渡そうとしたらいらないと言われた」という例があったそうです。
その相談者に対し、中山さんは「へその緒は、親の自己満足」と即答しました。
中山さんは「捨てずに一生保管するのも一つの考え」としながらも、「子どもがいらないと言ったら、その時は手放しましょう」