と妻。
天井や壁は元の仕上げ材をはがし、柱や梁などの構造を表しにしています。
オーク無垢材やモルタルなど新たな素材をバランスよく配置することで、既存の建物が持つ味わいや経た時間を継承することを目指しました。
ダイニングテーブルは桜の一枚板。床はオークの無垢材です。
リビングダイニングから1段下がった土間テラスは、室内の延長として活用。
庭に面した大きなフィックス窓からふんだんに光が差し込み、子どもたちの遊び場としても大活躍です。
こちらがリノベーション前の外観。
大きな三角屋根や吹き抜けにつながる2階の三角窓は既存のものです。2階にあったバルコニーは撤去することにしました。
■ リビングまで視線が抜けるオープンなキッチン
当初は木製で予定していた階段を薄いスチール製に変更したことで、キッチンに立ってもリビングダイニングまで視線が抜けます。
購入時すでにリフォームされていたキッチンは扉をラワン合板に貼り替えて有効活用し、キッチンの背後には業務用の作業台を配置、奥には便利なパントリーを新設しました。
こちらはリノベーション前のキッチン。背後に壁があり、個室となっていました。