2匹の猫と4人家族がのびのび過ごせる家づくり【住まいの設計】
4人家族と2匹の猫がいるS邸は、里山が眺められる約74坪の敷地に建つ2階建て住宅。
縦横の空間活用と棲み分けテクで猫も人間も快適にすごしています。
そのカッコいい!共生住宅をご紹介します。
■ あえての「線引き」で、仲良くハッピーに!
猫は16歳になるラムネと2歳のコロン。
クッションにちょこんと座るラムネ
こちらは凛々しい姿のコロン
以前の家では家族も猫もごちゃ混ぜ暮らし。親密だけどストレスも結構あったと言います。
だから新居では、ある程度猫と人間の棲み分けを意識したそう。
サイトで施工例を見て、透明感ある空間の雰囲気に惹かれて設計を依頼したのが建築家の関本竜太さん。
関本さんはリビングは吹き抜け状で、開放感を楽しみながら家族とペットが一体となる空間としました。
猫は壁面のステップなどを使って上に上がり、キャットウォークを兼ねた梁を散歩。
高い場所が大好きな習性を生かした設計です。
「行動を様々伝えて形にしてもらいました。
ただ『ここを飛び越えた?』『どうやって来たの?』と想定外の動きも多くて驚きます」(夫)。
そうした新鮮な出来事の数々こそ、ペットを飼う醍醐味かもしれませんね。