家は自分を“浄化する”場所!辛酸なめ子さん【すまいの話、しませんか】no.8
様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。
それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。
第8回目は、独特のスピリチュアルな視点で世の中を切り取る作風が人気のコラムニストで漫画家の辛酸なめ子さんが登場。
辛酸さんが考える、理想の住まいとは?
■ 26歳で実家から独立して中古マンションを購入!
「学生の頃は7畳ほどの部屋を2段ベッドで仕切って、妹と2人で使っていました。
妹が寝ると消灯しなければならないので、本を読むこともできず、暗闇の中で手探りで生活していました(苦笑)。
そんなこともあって、早く自立したいと思っていましたね」
このように実家に住んでいた時代を振り返る辛酸さんは、26歳で実家を出て、中古マンションを購入。「自立」したという。
若くして中古マンションを購入した彼女だが、賃貸マンションに住まなかったのは彼女らしい理由があったようです。
「実家は埼玉県内を転々として、飯能の借家に住んだこともあり、崖とお稲荷さんに挟まれ、マムシが出たりしました。
それが原因で一軒家が苦手になっちゃって、ひとり暮らしするならマンションがいいなと決めていました。