親と同居経験者の7割以上が介護者!親を介護しやすい二世帯住宅とは?
■ 介護がしやすい「共用型」二世帯住宅
親世帯と子世帯が同居となった場合、二世帯住宅を新築するという人も多くいます。
二世帯住宅には独立型と共用型があります。
独立型はキッチン、浴室、玄関などすべてが親世帯と子世帯とで別々になっている住宅です。
千和 / PIXTA(ピクスタ)
親世帯が元気なうちは互いのプライバシーが保ちやすい独立型がよいかもしれません。
一方の共用型は、基本的な生活空間を共用し、サブキッチンやサブリビングなどのサブ空間を設けた住宅です。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
3階建住宅では、2階に共有のLDKをつくり、1階に親世帯、3階に子世帯の居室をつくることがよくあります。
2階で互いに交流するよう、メインとサブの空間を使い分けています。
老親の介護に向いているのは、共有部分が多い共用型二世帯住宅でしょう。
共用型は食事を一緒にとったり、リビングでくつろいだりと親を常に見守りながら生活することができます。
■ 「娘夫婦同居」と「息子夫婦同居」の違いは何?
同じ同居でも娘夫婦と息子夫婦とでは親子関係がかなり違ってきます。