親と同居経験者の7割以上が介護者!親を介護しやすい二世帯住宅とは?
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介護で家族が一つにまとまるチャンスであると考えれば、協力は得られると思われます。
■ 移動のスムーズさがカギ!介護がしやすい加齢配慮の二世帯住宅
現在の住宅は家族の成長に合わせて、間仕切りや空間が変化しやすいよう設計されていることが多いといわれます。
同じように、二世帯住宅を新築する場合、加齢による体力の変化にスムーズに応じられる住まいであることが重要です。介護で最も問題なのは移動で、想定すべきルートは3つあります。
トイレへの移動リビングへの移動外への移動トイレの中では車椅子が回転できる広さを得るため、洗面と間仕切りを設けないワンルームにするなどの工夫が必要です。
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リビングは家族との団らんを楽しむ場であり、できるだけ一緒に過ごせるよう通行しやすいルートにします。
外出のルートは、デイサービスや病院のほかに買い物や行楽に出かけやすいよう、玄関、階段、玄関アプローチに配慮が必要です。
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これらのルートについては、車椅子でも通れる幅であることが大切です。
段差や障害物をなくして、スムーズに通れるようにしておきましょう。