集合住宅で起こりやすい水漏れ関係のトラブル。そんなときに、火災保険が役に立つことをご存じでしたか?
火災保険は火事だけでなく、水関係のトラブルにも手厚い補償をしてくれるのです。
■ 1.火災保険の申請理由の上位は水に関するトラブル
YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)
『平成24年度個人用火災保険金支払実績』(損害保険ジャパン日本興亜株式会社)によれば、火災保険支払い理由は、延焼は意外に少なく、水による事故によるものが上位となっているのが現状です。
1位:水災・風災・雪災(21,025件)
2位:漏水などによる水濡れ(4,057件)
3位:不測かつ突発的な自己(2,864件)
4位:落雷(2,810件)
5位:建物外部からの物体の落下・飛来・衝突(1,719件)
となっています。近年ゲリラ豪雨や大型の台風による被害が多く、水に関する事故は、増えているのです。
■ 2.火災保険が使えるのはどんなとき?
火災保険の補償範囲は、主に家財・修理・賠償契約の3つです。保険は延焼だけではなく、水漏れでも使えます。
火災保険の内容とは?
Blue flash / PIXTA(ピクスタ)