くらし情報『車椅子での外出がラクになる「玄関まわり」の改善法とは?』

車椅子での外出がラクになる「玄関まわり」の改善法とは?

高齢者にとっての外出は、デイサービスや病院、近隣との交流など、意外に多くあります。

新築やリフォームでは、玄関から道路までの外出ルートをいかにスムーズにし、気軽に出かけられるようにするかが重要です。

ここでは、要介護者が車いすでも気楽に外出しやすい「玄関まわり」のルートづくりについて紹介します。

■ 手すりにつかまり玄関の段差に腰かける

認知症高齢者の場合、いずれ車椅子が必要となるのは致し方のないことでしょう。
車椅子

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

なかには最期まで自分で歩いて外に出ることができる人もいますが、あくまで少数派だといえます。

外出ルートでポイントになるのは、段差をどう解決するかということです。

まずは玄関までの通路には手すりを設置し、歩行を助けます。

手すり

Mills / PIXTA(ピクスタ)

歩ける状態であれば手すりにつかまって、ゆっくりと玄関まで進み、段差(框)に腰掛けて靴を履くことができます。

近くにベンチがあると、そこに座って靴を履いたり、一息ついたりできる場となります。

段差近くの手すりは、横ではなく縦に設置します。
手すり

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

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