高齢者の生活動線のあり方~リハビリや脳の活性化にも効果的!
必要なところと、それほど必要でないところを見分け、歩くための動線計画という発想を持つことも大切でしょう。
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新築やリフォームの際は、高齢者が最期まで自分の足で歩き続けられるよう空間や動線の工夫をしてみましょう。
■ 意外に大きい歩く効果について
適度なウォーキングや有酸素運動は認知症やいろいろな病に効果があることがわかっています。
プラナ / PIXTA(ピクスタ)
歩数と病気予防の関係を調べている東京都健康長寿医療センター研究所によると、認知症予防に効果があるのは一日5,000歩とのこと。
ちなみに、骨粗しょう症やがんには7,000歩という数字も挙げています。
もちろん家の中でこれだけ歩くことは難しいでしょう。
散歩や買い物、通院なども合わせて、こうした数字を一つの目標にしてみても良いのではないでしょか。
【参考】
※認知症ねっと認知症予防に効果的な歩数
※東京都健康長寿医療センター研究所 研究NEWS No.265 中之条研究