ペットと上手に暮らす家とは?獣医師・田向健一さん【すまいの話、しませんか】no.12
様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。
それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。
第12回目は、爬虫類から猛獣まで、これまで100種類以上の“珍獣”(正しくはエキゾチック・ペット)を診察してきた獣医師で田園調布動物病院院長の田向健一さんが登場。
『珍獣の医学』(扶桑社文庫)も出している田向先生に、ペットと暮らすための住まいについて聞いてみました。
■ 人が飼っている動物なら種類を問わず、だいたい診ます!
「カンガルー、ペンギン、最近は人気のカワウソもよく来ますね。人が飼っている動物なら種類を問わず、だいたい診ます!」
日本の大学の獣医学部で学ぶペットは犬や猫くらいなので、ほとんどの動物病院では犬や猫しか診察できない。“珍獣”(正しくはエキゾチック・ペット)の患者にとって、田向先生は頼みの綱。
「“珍獣”を飼いきれなくて放り出す人も多い……。
でも、ウチに動物を連れてくる飼い主さんは、その時点で愛情を持って飼っているのが分かりますよ。
手間も時間もお金も掛かるわけですから。