「住宅を取得する理由」トップ5の1位は…「子どもや家族のため」!
この項目をあげた20歳代は35.5%と非常に多く、30歳代でも23.4%に上ります。
また、結婚後に共働きであれば「収入合算」によって住宅ローンも組みやすく、借入可能な金額も増えるでしょう。
ただし、産休や育休によって、収入が減る期間があることに注意し、住宅ローンの内容については十分に検討が必要です。
■ 2位「もっと広い家に住みたい」24.8%
maruco / PIXTA(ピクスタ)
1979年当時、ヨーロッパ共同体(EC)の非公式文書で、日本の住宅は「うさぎ小屋」と表現され話題になりました。
その後、少しづつ日本の住宅事情は改善されていきましたが、厚生労働省の「住生活基本計画における居住面積水準」によると、「豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要な住面積」は、都市居住の単身者で40平米とされています。
しかし、実態は単身者用のワンルームの場合、専有面積は16~20平米前後であり、都市で暮らす単身者の多くはこのようなワンルームで暮らしています。
その状況を踏まえると、この「もっと広い家に住みたい」という項目が2位なのも納得です。
■ 1位「子どもや家族のため、家を持ちたい」