“あえての段差”で空間を分けるワンルームリノベ【リライフプラス】
「子どもに地元をつくってやりたい」と、長男の誕生後、家を探し始めた大和家。
大学で建築を学んだ夫と、デザインの仕事をする妻は最初から「開放的なワンルームの家」をイメージしていました。
仲介も手掛けるリノベ会社を検討しながら、通勤に便利な東急線沿線で2年がかりで中古物件を探し、いちばん粘って探してくれたというnu(エヌ・ユー)リノベーションに依頼。
川崎市のマンションを3,380万円で購入し、工事費1,100万円(税、設計料別)をかけて、理想的なワンルームの空間を手に入れました。
■ 縁側と小上がりの段差で空間に変化をプラス
生活の中心にリビングがあり、その周りにいろいろな機能が点在していて、なおかつ、モノを表に出さず広々と暮らせる家。
そんなイメージを担当の設計デザイナーと共有しながら、3人であれこれ検討した結果、3.5畳の寝室以外はすべてワンルームでつながったLDKにすることに。
ヴィンテージオークのフローリングが印象的なリビングからは、ダイニング、キッチン、縁側、小上がり、玄関土間などがぐるりと見渡せます。
リビングの一角には、床を40センチ立ち上げてつくった小上がりが。