「四角形の家」がいちばん住みやすい!飯尾和樹さん【すまいの話、しませんか】no.13
僕らが子どもの頃って、変わった外観の家が多かった。丸い窓や、階段のように段差をつけて配置された窓を見て、『家の中はどうなってるんだろう?』って、不思議でしたね」
大人になっても、家への想いは増すばかりという飯尾さん。
「今でも、建設中のマンションの前を通りかかると、間取り図を見て『あー、3LDKのうち、2部屋は死んでるな』とか、『強引な2Lだなぁ』とか、厳しめに査定したり(苦笑)、家への興味は衰えませんね」
そして芸能界の大先輩のアドバイスもあり、至った結論はシンプルなものだった。
「L字とかいろいろな形の家があるけど、やっぱり四角形の家が住みやすい。タモリさんから言われたのは、リビングは1階がいいということ。宅配便が届くたび階段を上り下りするのはキツいって(苦笑)。動線が大事なんですね」
■ セキュリティーの甘い家!? 実家は世田谷のシンプルな一軒家
飯尾さんの実家は、東京・世田谷。シンプルな一軒家だったという。
「子どもの頃の自分の部屋は10畳を弟とシェアして、ソファを仕切りにしてました。
階段の手すりを滑り下りる“ターザンごっこ”をよくやっては、『柱が壊れる』と父親から怒られたものです(苦笑)」