女性の子育ての悩み相談相手ランキング1位に「夫がいない」理由
その前提があるので、結果的に、男性が子育てについて相談するときに、その対象は妻しかいない、ということになりがちだということが、まずあると思います」
次に、この調査結果をみて、小さい子どもを持つ男性のタイプとして、3つあげられると西村さん。
1つ目は、子育てに意欲的で、積極的に情報収集したりするタイプ。
2つ目は、もともとそれほど興味はなかったが、奥さんにいわれたりして子育てに参加するようになったタイプ。
3つ目は「男は仕事、女は家庭」といった価値観を根強く持っていて、そもそも子育てに興味・関心がないので、情報収集もしなければ、相談もしないというタイプです。
1つ目のタイプは特に問題はないのですが、調査で配偶者を1位に上げたのはおそらく2つ目のタイプが多いのではないか、ということでした。
また、男性のランキングの中には、「子育ての悩み相談はしない」、「子育ての情報収集はしない」人も多くいることが見受けられます。
■子育てに意欲的でも信頼されるわけじゃない
それでは、「子育てに意欲的なパパは、女性側からも信頼される割合が高いと考えていいのでしょうか?」と西村さんにお聞きしたところ、それがかならずしもそうではないそう。