くらし情報『実は子宮がんは2種類ある!「年に1回子宮がん検診を受けているから安心」の落とし穴【医師解説】』

2023年11月13日 22:40

実は子宮がんは2種類ある!「年に1回子宮がん検診を受けているから安心」の落とし穴【医師解説】

「一般的に、子宮がん検診では頸部の検査しかしません。つまり、子宮体部の検査はしないのです。

理由としては

  • 生理には子宮体がんの予防効果があり、閉経後はリスクが高まるが、その時期は個人差があるから
  • 子宮体部の検査は頸部よりも痛みが強く気軽にできないから
  • 子宮体がんは閉経後にかかる人が多く、初期症状である不正出血で異変に気付きやすいから
  • 子宮頸がんの発症年齢は幅広いから
  • 子宮頸がんは生理がある人も多くかかり、初期症状が不正出血でわかりにくいので検査する必要があるから
などが挙げられます。

一部の自治体では不正出血のある50代以降の女性に限って子宮体がん検診をオプションで受けられるところもあるようですが、多くは、子宮がん検診といえば頸部のみの検査です」(駒形先生)。

「子宮体がん」にはどんな症状がある?

子宮


不正出血があったら早めに受診を
「子宮体がんの初期症状は不正出血です。子宮体部からの出血は茶褐色や黒っぽいのが特徴です。

また、おりものに血が混じる場合もありますが、これも不正出血です。おりものの変化は軽視されやすいのですが、出るべきでないときに出る血液は不正出血、と心得て欲しいですね。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.