2022年6月9日 09:40
四十肩の「やりがちNG」とは?肩が動かなくなることもある四十肩予防のために大切なこと【医師監修】
なりやすい人はいるの?
普段、体を動かさない人のほうがなりやすい傾向が
四十肩・五十肩ははっきりとした原因はわかっておらず、誰にでもなる可能性があるそう。では、なりやすい人の傾向などはあるのでしょうか。
「事務職などあまり体を動かさない人はなりやすい傾向があります。肩甲骨の動きが悪いと発症しやすくなるからです。特にパソコン作業の際の姿勢が問題です。肩を前に出し、前傾姿勢になっている人が多いです。その状態を毎日7~8時間続けていれば、リスクは高まります。
本来、肩の位置は耳の真下でなければいけません。
普段から肩甲骨を寄せ、胸を開くことを意識しましょう」(中村先生)
何科に行けばいい?
整形外科を受診
四十肩・五十肩になった場合、何科を受診したらいいのでしょうか。
「手が上がらない、夜間痛がある、着替えが難しいなど、先ほど挙げた典型的な症状がある場合は【整形外科】を受診しましょう。我慢できる痛みだからと放っておくとより悪化する恐れが。また、自己判断で肩を動かす体操などをおこなうのはNG。炎症が起こっている筋肉を無理に動かし、悪化させることもあります。必ず専門医の診断に従っておこなうようにしましょう。