くらし情報『乳がんで左乳房の全摘出手術が決定。入院手術がまさかの年末年始となり…【体験談】』

2022年10月24日 22:40

乳がんで左乳房の全摘出手術が決定。入院手術がまさかの年末年始となり…【体験談】

手術の翌日。離床を促されているものの、体にはまだまだ痛みがあり、点滴がつながり、思うように動けないとき、同じ病室の方が「コーヒーを飲む? 買ってきてあげるよ!」と声をかけてくれました。さらに「手術後、私も買ってきてもらったの。感覚が戻ってくるよ〜」とおすすめしてもらい、それならと「砂糖は2つの甘めで」とリクエストしました。

普段から愛飲しているコンビニのドリップコーヒー。術後の処置で疲れた体にしみ入る、温かいコーヒー。カップから立ちのぼる香り、飲み慣れた濃さと砂糖の甘さに、パチッと目が覚めたような感覚に包まれました。買ってきていただいたやさしさと相まって「すごくおいしい! 」と感じ、感謝を伝えました。


そして改めて「おかえり」と言ってもらい、お互いの手術の無事をねぎらい合いました。コーヒータイムを介して皆さんとすっかり仲良くなり、そのあとも時間が合うと、おしゃべりを楽しく続けていました。

入院病棟でご来光を待つ

日の出の画像


病室での大みそか。窓から見える寒そうな外の風景には、雪が降っていました。病室はぬくぬくと温室のようで、看護師さんは半袖で業務。私も薄手のパジャマ1枚でも平気なほどでした。

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