くらし情報『乳がんで左乳房の全摘出手術が決定。入院手術がまさかの年末年始となり…【体験談】』

2022年10月24日 22:40

乳がんで左乳房の全摘出手術が決定。入院手術がまさかの年末年始となり…【体験談】

その上イベントが多く楽しい年末年始と重なるなんて……と、心の中に冷たい北風が吹いていました。

2020年に本格的に始まったコロナ禍。「延期が可能と判断される予定手術及び予定入院の延期要請」があり、病院では2021年もその影響が続いていました。手術を待っていた方、受診を控えていた方の通院再開で、先生のスケジュールは年末まで埋まっているようでした。

「たとえ初期のがんでも、見つかったのなら早く摘出したほうが良いと思います」と言う先生の助言と、夫の「早く手術を済ましたほうが安心。それに仕事が長期休みと重なるほうが、子どものフォローをしやすい」との意見。これらを踏まえ、「何より体を守ることが一番の優先だ」と考え直し、先生の提案通り「12月25日クリスマスに入院、年内オペ最終日の27日に手術」することが決定しました。

いざ入院。
病院食は味も色もうすい!

病院食のイメージ


病院では入院の前日に新型コロナウイルスのPCR検査を実施。24日の午前中、通院でPCR検査を済ませ、帰りにクリスマスケーキとチキンを買い、夜は家族でクリスマスパーティー。息子から「おこづかいだよ」と、紙で作ったお財布とお金、手編みのマフラーをもらい、うれしく思いつつ少し切なくもなりました。

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