くらし情報『うそ!今まで低かったのに血圧が高くなった!更年期になって突然「高血圧」になる理由とは【医師解説】』

2022年11月20日 20:40

うそ!今まで低かったのに血圧が高くなった!更年期になって突然「高血圧」になる理由とは【医師解説】

水圧に換算すると、水銀の比重は水の13.6倍なので、最高血圧が120mmHgであれば噴水なら約1.63mの高さまで吹き上がる計算に。高血圧ラインである最高血圧140mmHgは噴水で約2.17mの高さになります。

高血圧とは、それほどの強い圧力が毎日血管にかかっている状態。血液の勢いで血管はダメージを受け、内壁が傷ついたり弾力が失われて硬くなったりして、動脈硬化などの血管障害につながります。

更年期高血圧の特徴は?

血圧を測る女性


高血圧は体質、塩分の過剰摂取、運動不足、肥満、加齢、ストレスなどさまざまな要因が重なって起こります。「更年期」もそうした要因の1つ。厚生労働省の調査によると、高血圧症有病者の女性の割合は、30代=4%、40代=12.7%、50代=36.3%と年齢が上がるにつれて上昇しています(平成22年 国民健康・栄養調査結果の概要)。

更年期高血圧は女性ホルモンや自律神経のバランスと関わっているため、頭痛やめまいといった不調を伴うこともあります。
ストレスで一時的に血圧が上昇するなど、不安定でメンタルに左右されやすいのも特徴の1つ。

そのため閉経後、更年期症状が落ち着いてくると、血圧が改善される人もいます。

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