2022年11月28日 22:40
「恥ずかしい…」いよいよ腎臓の摘出手術!大口たたいたけれど… #43歳で腎がんになった話 13
背中から管を入れるやつです。
もちろん麻酔の注射はするんですけど、麻酔ってかけても時々痛かったりするし(歯医者とか)……背骨の近くから管を入れるって、想像するとちょっと緊張……。
入口でシャワーキャップみたいなものを頭に被せられ、手術室に入り……、皆さんにお出迎えいただきます。
よくできました。
手術台に乗り、いろいろ装着され、横向きになります。
えびのように丸まって、背中をくりぬいた布みたいものをかけられ、硬膜外麻酔の準備。
ちょっとドキドキするけど、よしよし、平静は装えてるぞ。
と、思っていると……。
なんだか、ピーピーうるさいな……。
そのピーピーが、どんどんどんどん早くなってきて
目覚まし時計のように鳴り響く!
あっ……これって
心電図のモニターの音!?
心拍めっちゃ上がってるじゃん!!
全員にバレてる!!
と、ここで、例の担当の若い看護師さんが肩をポンポンしてくれる。
は、恥ずかしい……。
さっき病室では、「寝てるだけだし、全然平気」みたいに大口をたたいた分、より恥ずかしい!
口々に
「大丈夫ですからねー」
「深呼吸してみましょうかー」
となだめられ、
看護師のお姉さんは、子どもにするようにやさしく足をさすってくれている……。