2010年10月27日 07:00
B型肝炎、未発症者(キャリアー)の被害も深刻と--毎日新聞アンケートで
「(子供に母子間感染させた女性からは)息子は交際相手に肝炎を告げるのが苦で恋愛も結婚もあきらめた」
「子供が成長過程で発症し、母子心中まで考えた」
「子供が偏見を受けず、充実した治療体制が確立されないと死んでも死にきれない」
「『性交渉で感染したんでしょ?』と誤解されるのが悔しい」
など、それぞれに深刻な悩みと戦っているようだ。
専門家の意見は?
専門家からは、「発症していなくても、感染したこと自体の被害を考慮すべき」との声が出ており、薬害問題に詳しい新潟医療福祉大の片平特任教授(保健学)は
「発症の有無以前に『感染した』という事実が原告の人生に大きな影を及ぼしていることが推察される。和解協議は感染被害者の身体的・精神的・経済的・社会的被害を十分考慮に入れて進めるべきだ」
と話している。
こうして考えると、キャリアーへの何らかの対応は必須ではなかろうか。
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