くらし情報『集中豪雨にどう備える?水害・土砂災害に役立つ火災保険の入り方』

集中豪雨にどう備える?水害・土砂災害に役立つ火災保険の入り方

今年ももうしばらくすると、梅雨入りのニュースが聞こえる季節となります。私たちの生活になくてはならない雨ですが、時に自然は大きな牙をむくことがあります。2014年8月に広島で起こった集中豪雨による土砂災害で、多くの尊い命が奪われたことは記憶に新しいことと思います。国土交通省の発表によると、2014年の災害は、水害が最も多く21の地域で、次に最大震度5弱以上の地震が9件、土砂災害(死者が発生したもの)が7の地域で発生しています。

目次

・集中豪雨には、どのようなリスクがあるのでしょうか
・集中豪雨に対して、日常の備えとして何が必要でしょうか
・水害・土砂災害に役立つ保険は?

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山が多く川の流れが急な日本に多く発生する水害や土砂災害には、どのように備えたらいいのでしょうか。

集中豪雨には、どのようなリスクがあるのでしょうか

集中豪雨とは、短時間のうちに狭い範囲に集中して降る大雨のことで、梅雨の終わりの頃、台風の時期、大気が不安定で次々と雷雲が発生している時などに多く起こります。非常に激しい雨が、何時間も同じ場所に降り続くことにより、次のような災害が起こる可能性があります。

  • 土砂崩れやがけ崩れなどの土砂災害
  • 用水路・下水・河川の急な増水による氾濫や家屋・道路の浸水・冠水害
  • 河川の流量の増加による堤防の決壊や浸食による洪水害
また、気象庁によると、台風の発生個数や日本への接近・上陸数は、増加や減少の傾向はみられませんが、雨が強くなる傾向がある非常に強い熱帯低気圧の数は、今後増えると予測されています。
実際に、災害を引き起こしかねない大雨(時間雨量50mm)の発生件数は、1976年~1985年の10年間には平均174回でしたが、2004年~2013年の10年間には平均241回と、実に1.4倍に増えています。

集中豪雨に対して、日常の備えとして何が必要でしょうか

ハザードマップを確認しましょう
自分が住んでいる地域には、どのような危険があるのか、日頃から意識をしておきましょう。住んでいる地域の危険を把握するのに役立つもののひとつに「ハザードマップ」があります。ハザードマップとは、自然災害への防災対策や被害を軽減させる目的で作られた地図で、被災想定区域や避難場所、避難経路、防災関係施設の位置などが書かれています。

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