くらし情報『どっちに住みたい?木造と鉄骨鉄筋メリットとデメリット【不動産用語集】』

2017年12月19日 07:30

どっちに住みたい?木造と鉄骨鉄筋メリットとデメリット【不動産用語集】

S造の性能ですが、木造に比べて耐震性能などが高いです。

しかし柱や梁などの骨組みで構成されているため、壁が薄いのが欠点です。防音性能には期待できないのが難点です。
また鉄骨造は2種類に分けることができます。違いは鉄骨の素材となるスチール材の「厚さ」です。

重量鉄骨造厚みが6㎜以上のスチールを使用。ビルやマンションなどに採用されている軽量鉄骨造厚みが6㎜以下のスチールを使用。戸建住宅や小規模店舗などに採用されている
RC造(鉄筋コンクリート造)
RCとは「Reinforced Concrete」の略称です。
補強されたコンクリートの中に、さらに補強された鉄棒のコンクリートを埋め込んでつくられた複合材のことです。
RC造も鉄骨造と同じく、柱や梁で構成されます。

しかし、これに加えてRC造では、床や壁を鉄筋コンクリートで覆っているため、鉄骨造よりは強い構造となっています。RC造は鉄筋コンクリ―ト構造ですが、「鉄筋」と「コンクリート」それぞれの弱点を補強している点が特徴といえます。
鉄筋は引っ張る力が強いですが、熱に弱くさびやすいです。逆にコンクリートは熱に強く、引っ張る力が弱いです。両者の弱点を見事に補強し合っているRC造は、耐震性能・耐火性能・防音性能が高いといえます。

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