2022年11月8日 11:00
日本で英語を使う環境をつくるときに重視したい3つのポイント
「ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所」(※以下、IBS)ではグローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を定期的に発信しています。
今回は、日本で英語を学ぶ人々の多くが抱える「英語の知識はあるけれど、実際にコミュニケーションの場面で使えない」という悩みの原因や解決方法について調査するため、「社会的相互作用」について脳科学的な研究をされている東北大学の鄭 嫣婷 准(ジョン ヒョンジョン)教授にインタビューを行い、記事として公開しました。
<インタビューサマリー>
●ことばは、社会的相互作用を通じて得た情報(社会的手がかり)をもとに、人の考え・気持ちなどを読み取り、意味を推測しながら学んでいく(社会的学習)。
●「社会的学習」をするときは、単に母語の訳を通じて学習するときよりも、多くの脳領域が活動することで、ことばが記憶に定着し、さまざまな状況で素早く正確に思い出す力につながる。
●日本の英語教育で「英語を使う環境づくりの効果」を高める3つのポイント。
■ ことばを使う力は、
■ たくさんの脳領域が活動する「社会的学習」のほうが身につきやすい
鄭(ジョン)