くらし情報『日本で英語を使う環境をつくるときに重視したい3つのポイント』

日本で英語を使う環境をつくるときに重視したい3つのポイント

教授は、語彙を実際に使うときのやりとりや場面を何種類か映像で見るグループA(社会的手がかりがある場面での言語学習)と、単にその語彙を音声で聞きながら母語の訳を文字で見るグループBの脳活動を比較する研究を行いました。結果、自分で意味を推測しながらことばを学習したグループAのほうが、かなり多くの脳領域を使って学習していたことがわかりました 。
「このような方法でことばの意味を獲得するときに活動する脳の領域は、社会認知に関わっています。人の気持ちを読むときに働く領域です。そして、そのことばが使われているときの運動、感覚、感情に関わる脳の部位も活動します」(鄭教授)
研究の結果、翻訳を通じた学習よりも社会的学習のほうが、ことばを思い出すための手がかりが脳内のいろいろな場所にあるため、よく記憶していろいろな場面で思い出せることにつながり、さまざまな状況で素早く正確にことばを使えるようになることがわかりました。

日本で英語を使う環境をつくるときに重視したい3つのポイント


■ 社会的情報から学んだことばのほうが使えるようになる理由
理由1 注意力が高まる:相手の目や口の動き、お互いのフィードバックといったsocial cue(社会的手がかり)を使ってことばを学習するときは、注意力が高まる。

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